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✨校歌が完成しました✨
「わくわく、ドキドキを生み出そう」がモットーのハウディ奈良校教職員
普段の雑談のなかでも、冗談まじりに突飛なアイデアがしょっちゅう飛び交うのですが、
そのうちの一つ、校歌プロジェクトがついに実現しました
「みんなで校歌をつくりたい!」そんな思いから始まったプロジェクトです。
歌詞は学生たちに考えてもらうことになりました。
意外にも校歌は日本独特のものだそうです。
そこでまずは「校歌とは何か」を、国歌を例にして説明しました。
それからハウディ奈良校のイメージ、好きな言葉、入れたい言葉などを各クラスで出し合いました。
一番多かったワードは「ありがとう」「ありがたい」「感謝」です。
大サビの歌詞は「ありがとう」に決定
ほかには「山」や「三郷」「きれい」「優しい」など、この地域をあらわす言葉や、
「夢」「希望」「信じる」「団結」「いっしょに」「友だち」「一歩」のほか、
「家族」「さびしい」など、故郷を離れて生活するなかでの素直な気持ちを
あらわす言葉もありました。
最終的に職員が、集められたたくさんのワードから得るイメージを一つの詞にまとめ、歌詞は完成!
次に音楽好きの職員がメロディを考えました。
日本語を母語としない学生たちが歌いやすく、親しみやすいメロディを……といくつもの案を推敲し、
通りがかった学生に意見を聞いたり、音楽家の先生のアドバイスを受けたりしながら、
ようやく曲ができあがりました。
「歌詞を考えてくれてありがとう」と学生に言うと、
「私たちの歌をつくってくれてうれしいです」と返され、つい職員の目が潤むシーンも。
しかし、この時点で、お披露目の場となる卒業式までわずか1ヶ月。時間がありません。
まずは耳になじませるため、毎日3回、校内放送でデモテープを流すことにしました。
次に、授業の合間をぬって歌詞の解説とクラス練習、合同練習、
リハーサル……休憩時間にはロビーで校歌ライブが始まることもありました。
終盤は、休み時間や下校時に校歌を口ずさむ学生の多かったこと!
その甲斐あって、先日の卒業式本番では、卒業生、在校生ともにすばらしい歌を披露してくれました。記念すべき第一回卒業式にふさわしい、心が一つになった歌でした
ほんの冗談から始まったプロジェクトで、いざ動きだしてみると本当にうまくいくのかと
不安を覚えることもありました。
しかし、学生、教職員をはじめ、音楽家の先生、ボランティアの中学生カメラマン(MV撮影班)など、
たくさんの人が力を尽くし、こうして実現できたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも大切に歌っていきたいと思います。
校歌『ともに明日へ』のMVは、下記ハウディ奈良校HPにも掲載しています。
ぜひぜひ、ご覧ください
みなさん、ほんとうにありがとう。